本来は濁点が付かない文字であっても、任意の文字に濁点を付ける方法を説明します。
任意の文字に濁点を付ける方法は、大まかに下記3つのような方法があります。
- 任意の文字のあとに全角濁点を付ける方法
- 任意の文字に半角濁点を付ける方法
- 任意の文字に結合文字の濁点を付ける方法
順番に説明します。
任意の文字のあとに全角濁点「゛」を付ける方法
いちばん簡単な濁点の付け方です。
- 任意の文字を入力して確定する
- 「だくてん」と入力して「゛」へ変換する
例: あ゛い゛う゛え゛お゛
任意の文字に半角濁点「゙」を付ける方法
次に、半角濁点を付ける方法を説明します。
半角の濁点は Unicode を利用して入力します。 半角濁点の Unicode のコードポイントは「U+FF9E」ですので、後半の16進数部分「FF9E」を利用します。
ここでは、Windows の標準 IME「Microsoft IME」の Unicode を利用した入力機能を使う方法を説明しますので、もし他の IME を利用している場合は Microsoft IME に切り替えてください。
- 任意の文字を入力して確定する
- 「FF9E」と入力して、入力中の状態のまま「F5」キーを押して「゙」に変換する
例: あ゙い゙ゔえ゙お゙
任意の文字に結合文字の濁点「゙」を付ける方法
最後に、結合文字の濁点を付ける方法を説明します。
※この方法では、入力・表示するアプリケーションによって表示が異なったり上手く表示できない可能性があります
やり方としては、前述した半角の濁点を入力する場合と同じです。
結合文字の濁点の Unicode のコードポイントは「U+3099」ですので、後半の16進数部分「3099」を利用します。
- 任意の文字を入力して確定する
- 「3099」と入力して、入力中の状態のまま「F5」キーを押して「゙」に変換する
例: あ゙い゙ゔえ゙お゙
以上